教養としての投資を読んで…

教養としての投資を読んで…

 本日はこちらの本を読んだので、アウトプットします。

 

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こちらは投資にスポットをあてているものの、

これからのafterコロナをビジネスマンとしてどのように生きていくべきか?

といった、投資をあらゆる方向からとらえた一冊。

 

戦後、日本は復興に向けて製造業を中心に、追い越せ追い抜けで一気に駆け上がってきた。

その中で、経済全体が景気が良く、市場も活性化。

GDPについても世界第2位までになり、一気に先進国の仲間入りを果たした。

 

その頃はまだ社会全体が貧しかったという事もあり、

言われたことを自分の手を動かして実施していれば、稼げた。(=労働者1.0)

 

しかし、今はどうだろう。

日本の市場価値は上がってしまい、人件費も世界的にも高水準である。

ボーダレスな世界により、より安い人件費で賄えるようになった今、

昔のような、「こき使われる」というただ自らの手を動かす「だけ」では、

個人としてもそうだが、日本全体を通してみても生き残れない。

 

では、どのように生きていくべきか…

 

物事を構想し、構造を理解し、自らの手を動かして稼ぐ、スタイルではなく、

有能な人に動いてもらう(=労働者2.0)の考え方が必要になってくる。

 

では、どのようにして労働者2.0の生き方を培っていくのか…

 

①自らに投資せよ

継続的に自己研鑽を行い、自らの選択肢を広げ、足りないスキルを磨き上げる。

自分への投資は旅行や、体験も当てはまる。

 

②個人金融資産を増加せよ(貯金ではなく)

アメリカに比べて、日本の個人金融資産の割合で預金が多く、

投信・株式などの投資の割合が低い(=社会全体が伸び悩んでいる原因)

 

 

日本でも昔は闘志メラメラで投資していた時代もあった…

明治時代は渋沢栄一を中心に資本主義の考え方が広まった。

その当時は財閥がぼこぼこでき、

リスクをとって事業拡大を行っていた。

しかーし!!

第二次世界大戦の敗戦により、

まさかの財閥解体

 

荒れた日本の荒野には労働者にならざるを得なかった。←今も抜けていない…

 

これからの時代を生き抜いていくには、

自らの頭で考え、自らの手だけを動かすのではなく、

頭に汗をかいて、日々自分だけでなく、未来への投資を行うべきである。